今年6月、酒気帯び運転で現行犯逮捕された消防士の男性職員に対し金沢市は28日、停職1年の懲戒処分としました。
停職1年の懲戒処分となったのは金沢市消防局駅西消防署森本出張所に所属する55歳の消防士長の男です。
この消防士長は今年6月、通勤のため車を運転していたところパトロール中の警察に停車を求められアルコール検査をしたところ基準値を大幅に超える呼気1リットル中0.56ミリグラムのアルコールが検出されたため酒気帯び運転で現行犯逮捕されていました。
28日、金沢市はこの男を停職1年の懲戒処分とし、管理監督者として消防長など3人を訓告処分としました。
この問題を受け、金沢市消防局はアルコールの検査機器の増設や全消防職員に飲酒運転撲滅を指導する研修を行ったということです。
金沢市の藏義広(くら よしひろ)消防長は「本市駅西消防署の消防職員が酒気帯び運転で逮捕され、市政に対する信頼を著しく損なったことについて、市民の皆様に大変申し訳なく、深くお詫び申し上げます。今後、職員に対しあらためて交通法規の遵守と法令遵守を徹底させるとともに、一層の綱紀粛正に努め、失った信頼の回復に向けて全力を尽くしてまいります」とコメントしています。
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