兵庫県知事のパワハラ疑惑で、知事が告発内容の調査を指示していなかったと新証言。選挙で推薦した「日本維新の会」は、辞職勧告などの提出もありえると表明しました。

兵庫県の元西播磨県民局長は、斎藤知事のパワハラ疑惑などを報道機関や県の公益通報窓口に通報しましたが、県は「事実無根」として、元局長を懲戒処分しました。

関係者によりますと、百条委員会が先週行った証人尋問で、職員が「知事は人事当局に告発者を特定し処分するよう指示したものの、告発内容の真偽について調査の指示はなかった」と証言したことがわかりました。

一方、選挙で推薦した日本維新の会の吉村共同代表は27日午後、疑惑の真実を明らかにすることが重要としたうえで、県議団の判断によっては辞職勧告や不信任決議案の提出もあり得ると話しました。

日本維新の会・吉村共同代表:
本人の証人尋問が行われるということですから、それを受け、説明責任が本当に果たされるのか、日本維新の会として、兵庫県議団の意見も聞いたうえで判断するべき。

百条委員会での斎藤知事の証人尋問は、8月30日に公開の場で実施される予定です。

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