仙台市泉区に住む50代の男性がマッチングアプリで出会った人物から持ちかけられた嘘の投資話で約1300万円をだまし取られました。警察は、SNS型ロマンス詐欺事件として捜査しています。

被害に遭ったのは、泉区に住む会社員の男性(50代)です。
警察によりますと、男性は2024年7月、マッチングアプリで「美幸」と名乗る人物と知り合い、その後、SNSで10日ほどやり取りを続けると、「暗号化された通貨の短期双方向秒契約取引で正しい方向を買うだけでお金を稼ぐことができます」と嘘の投資話を持ち掛けられました。
話を信用した男性は、現金にして約800万円を暗号資産に換金し、8月5日から16日にかけて6回に分けて送金。利益などを見ることができる偽のアプリでは、800万円の投資額に対して3500万円の利益が出ているように表示されたということです。
男性は、資産を引き出すために必要と言われた「認証金」として追加で約500万円を暗号資産に換金して送金しました。
「認証金」を送金しても、資産を引き出すことができず、さらに保証金が必要と言われたことから不審に思い、家族に相談したことで詐欺被害に気付きました。

24日付けで被害届を受理した警察は、SNS型ロマンス詐欺事件として捜査を進めています。

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