右は被害を免れたグレーチング、左は盗まれた跡。金網は盗難後に危険防止で取り付けられたという=古賀市提供

 福岡県古賀市は26日、農道や市道、公園の側溝などに設置されている格子状の鉄製蓋(ふた)「グレーチング」が7月8日以降、計21カ所で33枚盗まれ、被害額は540万円以上に上ると発表した。8月20日までに2回、被害届を粕屋署に提出した。

 市によると、グレーチングは小サイズが縦・横27センチ、厚さ2・5センチ、重さ10キロ、大サイズが縦160センチ、横27・5センチ、厚さ10センチ、重さ50キロ。今のところ近隣自治体での被害はないという。市は被害が確認された全21カ所にコーン標識を置いて転落防止措置を取るとともに、再発防止の巡回も続けている。【荒木俊雄】

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