全国でSNSを使った詐欺が多発していることを受けて警察は高校生が被害に遭わないための講習を初めて開きました。

金沢市の星稜高校で開かれたのはSNSを利用した投資・ロマンス詐欺を防ぐための講習です。8月26日は全校生徒約1500人を対象に県警の少年補導員が詐欺の具体的な手口を紹介した上でSNSでの儲け話は詐欺だと疑ってほしいと呼びかけました。また、誹謗中傷や闇バイトなどSNSを巡るトラブルについても注意を促しました。

生徒は:
「意外と身近な場所で詐欺が起きていることを知らなかったのできょうそういうことについて知っていくことができたのでとてもよかったです」
「最近自分もSNSを使うことがあるのでそういう詐欺に引っ掛かりやすいと思うので気を付けていきたいです」

SNSを利用した投資詐欺とロマンス詐欺は2024年7月末までに石川県内だけで46件発生し、被害額はおよそ5億6800万円に上っています。県警が高校生を対象にSNS型の詐欺被害を防止するための講習を開くのは初めてで若い世代に手口を知ってもらうことで詐欺の撲滅を目指したいとしています。

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