終戦直後、京都府の舞鶴湾で、輸送船「浮島丸」が爆発し、大勢の朝鮮人労働者らが死亡した事件から79年が経ち、追悼集会が開かれました。

終戦直後の1945年、青森から釜山に帰国する朝鮮人労働者らを乗せていた旧日本軍の輸送船「浮島丸」は、立ち寄った舞鶴港で爆発し、乗客・乗員およそ550人が死亡したとされています。

事件から79年が経った24日、舞鶴港では集会が行われ、関係者らおよそ250人が犠牲者に追悼を捧げました。

【浮島丸殉難者を追悼する会 品田茂会長】
「この大惨事により女性や乳幼児を含む乗客524人と乗組員25人の尊い命が失われました」

事故の原因や正確な乗船人数は現在も分かっておらず、韓国側の関係者らは、日本政府に対し、事件の真相究明を求めています。

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