北アルプス奥穂高岳で、単独で登山中に道に迷い行動不能となった75歳の男性が、24日、無事救助されました。男性は救助隊員からテントなどを借りてビバークし一夜を明かしたということです。

救助を要請したのは、東京都大田区の75歳の男性です。

警察によりますと、男性は21日に上高地から入山し、奥穂高岳から岳沢方面へ下山していた23日午後、天狗沢付近(標高約2100m)で道に迷って行動不能となり、警察に救助を要請しました。

近くの山小屋から県警の山岳遭難救助隊員が駆けつけ、23日夜に男性を発見。テントを張ってビバークするよう指示しました。男性が装備を持っていなかったため、隊員がテントなどの装備を貸したということです。

男性はビバークして一夜を明かし、24日早朝、警察の救助隊員が救助しました。男性にけがはなく、隊員とともに無事下山しました。

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