北海道幌延町の牧場近くの草地で、牛1頭の死骸がみつかりました。付近にはクマの足跡があり、町などは箱わなの設置の検討をしています。

 牛の死骸がみつかったのは幌延町上問寒の牧場近くの草地です。

 8月24日午後0時20分ごろ「先日いなくなっていた牛と思われる足の骨がある」と牧場のスタッフから警察に通報がありました。

 死骸は近くの牧場で行方不明になっていた4歳の雌の牛とみられ、ほぼ骨の状態で発見されました。

 死骸付近には幅約17センチのクマの足跡がありました。成獣のものとみられます。

 北海道東部では、2019年からの4年間、ヒグマ・OSO18に牛66頭が襲われ、2023年に釧路町でハンターに駆除されています。

 警察は付近をパトロールするとともに、幌延町町などは箱わなの設置を検討していくとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。