大阪・関西万博の会場となる「夢洲」で、猛毒を持つ「ヒアリ」が、およそ600匹見つかったことが分かりました。

夢洲ではことし6月にも、ヒアリおよそ550匹が見つかっています。

大阪市によると、8月20日、夢洲のコンテナターミナルで、ヒアリと疑われるアリがおよそ600匹見つかりました。

環境省から依頼を受けた専門家が調査したところ、23日になって、ヒアリだと確認されたということです。

■猛毒のヒアリ 刺されるとアナフィラキシーショックの恐れ

夢洲では、ことし6月にも、同じコンテナターミナルで、およそ550匹のヒアリが見つかっていますが、今回発見された場所とは、300メートルほど離れているということです。

ヒアリは刺されると激しい痛みが生じ、体質によってはアナフィラキシーショックを起こす場合があり、「要緊急対処特定外来生物」に指定されています。

大阪市や環境省は、今回見つかったヒアリを駆除するとともに、周辺にほかにもいないか、今後もモニタリングを続けることにしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。