踏切の警報機=佐々木宏之撮影

 21日午前6時50分ごろ、大阪市住吉区沢之町1の南海高野線沢ノ町―我孫子前間の沢ノ町4号踏切で、横断中の男性が難波発和泉中央行き準急(8両編成)と接触し、病院に搬送された。大阪府警住吉署によると、搬送されたのは近くに住む目の不自由な男性(64)で、白杖(はくじょう)をついて踏切内を歩いていたとみられる。

 南海電鉄によると、現場の踏切は遮断機と警報機が付いていたが、点字ブロックは設置されていなかった。この事故で、難波―堺東の上下線で運転を見合わせ、午前8時10分ごろ再開したが、計約5万人に影響した。【洪玟香】

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