台風9号が東シナ海を北上しています。九州からは離れて進む見込みですが、宮崎県内は大気の状態が非常に不安定になっています。

台風9号は19日午後0時現在、久米島の南西約110キロの海上を時速20キロの早さで北北東に進んでいます。中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルです。台風は今後東シナ海を北上し、熱帯低気圧に変わる見込みです。

台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、宮崎県延岡市では19日午後0時32分までの1時間に43ミリの激しい雨が降りました。宮崎県内は大気の状態が非常に不安定となり、19日夜遅くにかけて雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降る恐れがあります。

また、20日夜遅くにかけて局地的に積乱雲が発達し、落雷や竜巻などの激しい突風の恐れがあります。気象台では、土砂災害や低い土地への浸水、河川の増水などに注意を呼びかけています。

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