8月17日、南魚沼市の中ノ岳(標高2085m)で登山をしていた男性が滑落した事故で、19日、男性が発見されましたがその場で死亡が確認されました。
滑落したのは東京都の70代の男性です。
男性は登山仲間である70代男性と2人で16日から中ノ岳に登山に出かけ、山頂近くの山小屋で1泊。17日午前8時20分ごろに下山し始め、その50分後に約200m滑落しました。
17日と18日は現場周辺が悪天候だったため、警察と消防は救助を断念。19日に天候が回復したことから県警のヘリが捜索したところ、頭部から血を流し倒れている男性を発見しましたがその場で死亡が確認されました。
警察によりますと男性は登山歴が30年以上あり登山経験は豊富でしたが、事故発生当時の中ノ岳は霧や雨が発生して視界が悪く滑りやすい状況だったということです。
警察は男性が足を滑らせ滑落したとみて死因の特定などを急いでいます。
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