19日午前、敦賀市の水島海水浴場で、大阪から遊泳に来ていた40代の女性がイルカに右手をかまれて、軽いけがをしました。
  
敦賀海上保安部によりますと、19日午前10時30分頃、大阪府岸和田市から海水浴に来ていた親子が浜から50メートル、水深約2メートルの所で泳いでいたところ、母親の40代女性が近付いてきたイルカに右手首と人差し指をかまれました。けがの程度は軽いとみられています。
 
女性は「イルカがいるぞ」という他の海水浴客の声で、近くにあったフロートに上がろうとしましたが間に合わず、かまれたということです。また、一緒に泳いでいた子供2人はフロートに上がり、けがはありませんでした。
 
福井県内では今シーズン、イルカにかまれるなどしてけがをした人は、この女性を含めて17人になりました。敦賀海上保安部では、イルカを見たらすぐに海から上がり、近付かないよう呼び掛けています。

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