能登半島地震で倒壊した輪島市の7階建てビルについて坂口市長は国と連携して、段階的に解体を進める考えを示しました。

輪島市は地震後初めて、住民と市長との懇談会を各地区ごとに開いていておとといは河井(かわい)地区と鵠巣(こうのす)地区の住民36人が参加しました。この中で地震で倒壊した7階建てビルの解体方法について坂口市長は倒壊の原因を調べながら、段階的に解体を進めていく考えを示しました。

坂口茂輪島市長:
「通常の解体の方法ではなくて輪切りで特殊工法でスライスして少しずつ解体していく」

このビルを巡っては、倒壊によって隣の家が押しつぶされ、中にいた女性2人が死亡していて、遺族から原因究明を求める声が上がっています。日本建築学会は、くい基礎が地震で破壊され倒壊したとの見方を示しています。

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