北海道でヒグマの出没が相次いでいるため、道はクマへの対応を区域ごとに決める「ゾーニング管理」の導入を検討しています。

 ゾーニング管理はクマを保護する区域と人間の活動を優先する区域などを設定することで、クマを保護しながら人とのあつれきを減らすために有効です。

 人が襲われるなど道内でクマによる被害が深刻化していることから、ハンターや専門家から導入を求める声が高まっていました。

 道はクマが出没する区域を4つに分類し、市街地は「排除地域」として原則捕獲、森林は「コア生息地」として原則捕獲せずに保護するなどのガイドラインをまとめました。

 ゾーニング管理は道が2024年中にも改定を予定している「ヒグマ管理計画」に明記する方向で調整を進めています。

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