新千歳空港では8月17日、保安検査場の中でハサミが紛失したトラブルで欠航便が相次ぎましたが、お盆休み最終日の18日は平常運航に戻っています。

 17日午前、新千歳空港の保安検査場内の店舗でハサミがなくなっていることが分かり、保安検査場は約2時間にわたって閉鎖されました。

 このため35便が欠航するなど、新千歳発着便のダイヤは大幅に乱れました。

 紛失したハサミはまだ見つかっていません。

 欠航便が相次いだことなどで周辺のホテルは満室となり、約30人がシートや寝袋の配布をうけて空港で一夜を明かしました。

 「空席待ちで(家族)3人は帰れたんですけど、ちょっと1人だけ残っちゃったもんで。(Q:体痛くないですか)ちょっと腰にきましたね」(空港駐車場でレンタカーで1泊した男性)

 お盆休み最終日の18日は平常運航に戻りました。羽田便を中心にほぼ満席となっています。

 「台風から逃げるようにこっちに来れたんで何も(影響は)なかった」(東京から来た男性)

 「おばあちゃんと一緒にいて楽しかった。なんか、おはじき、おばあちゃんとやったよ」(東京から来た姉妹)

 「明日から(仕事)。(Q:うまく切り替えできますか)がんばります、あと半日で」(東京から来た男性)

 保安検査場の前ではお盆休みを道内のふるさとで過ごした人たちが家族などに見送られ、別れを惜しむ姿も見られました。

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