札幌市のラーメン店で14日、電動ミルが盗まれる事件が発生した。気付いた店長が席に座っていた男性を追いかけ追及するも、「知らないですよ」としらを切られたという。警察は、窃盗事件として捜査している。
一番奥の席に座り…ミルを盗み店を出る男
オープンしたばかりのラーメン店「煮干乱舞 札幌店」で14日午前11時前、店の一番端に座っていた男性が、電動ミルを盗んだとみられる事件が発生した。
この記事の画像(12枚)男は「(店に)入ったからこいよ。一人で食ってもしょうがないから…」と、電話で呼び出した仲間と共に奥の席に座り、電話をした男だけが、先にラーメンを食べ始めた。
すると、目の前に置かれた電動ミルに手を伸ばし、じっと見つめると、次の瞬間、男が机の下に潜り込んだ。
ラーメンを運ぶ店員が男の目の前まで来るが、男は身を屈めたまま出てこず、出てきた時、手からはミルが無くなっていた。
そして「それ塩?」と、仲間よりも先にスープを味見し、その後、何食わぬ顔で店を後にした。店長が異変に気がついたのは、片付け中だった。
「あ、やられた…盗まれた」窃盗事件として捜査
「あ、やられた…盗まれた」
店長が電動ミルが盗まれたことに気づくと、すぐに男たちを追いかけ、声を掛けたという。
中川マーシャル店長によると、「『ミルがなくなってしまったんですけど、間違ってお持ちじゃないですか』って聞いたんですよね。そしたらかばんを見せるそぶりを見せて、『知らないですよ』『取ってないですよ』」と男は、しらを切り、去っていったという。
警察は窃盗事件として捜査している。
(「イット!」 8月15日放送より)
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