非常に強い台風7号は発達のピークを迎え、このあと16日夜にかけて関東に最も接近する見通しです。伊豆諸島の八丈島からフジテレビ社会部・風巻隼郎記者が中継でお伝えします。

東京・八丈島では午後になり暴風域を抜け、午前中と比べて空も明るくなってきています。
一方、依然として風は激しく吹いています。

また、沖から来る波のうねりは強く、海岸に激しく打ち寄せていて大きく白波が立っているのがわかります。

八丈島では、午前5時半過ぎに最大瞬間風速30.3メートルの暴風を観測しました。

まだ大雨暴風波浪警報が出ていまして、暴風域を抜けても高波や強風に注意が必要です。

これまでに人的被害などの情報は入っていないということですが、島の複数箇所で倒木があり、道路をふさいでいるということです。

また、ホテルには予定の便で帰れずに延泊を余儀なくされている観光客などが多数いますが、羽田行きの飛行機は来週まで満席か空席待ちの状態が続いていて、ある家族は「明日のフェリーを予約したが、この波で出航するか心配だ」と話していました。

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