全国学生フラメンコ連盟「FLESPON(フレスポン)」に所属する女子学生らが、千葉県館山市の北条海岸でフラメンコの舞を披露した。8日にあった第60回館山湾花火大会に合わせたもので、集まった観客は若き情熱と夜空を彩る光の大輪のコラボレーションに酔いしれた。
同大会でフラメンコが披露されるのは28回目。今年は9大学から88人が参加した。カホンと呼ばれる箱形の打楽器とギターの歯切れのよい伴奏に合わせて、踊り手たちはしなやかに手を動かし、体を回転させ、足を踏み鳴らした。
キレのある踊りが決まると、客席から「オーレ!」のかけ声が飛んだ。約2時間にわたる舞をもり立てるように、スターマインがはじけ、水中花火が夜空を染めると、会場の興奮は頂点に達した。【岩崎信道】
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