福岡・筑紫野市の県道でドライブレーコーダーが捉えたのは、反対車線に止まる車を追い抜こうとするトラック。
すると次の瞬間、ドライバーがブレーキを踏んだ直後、後ろを走る車に追突する事故が起きたのです。

現場となったのは見通しの悪い緩やかなカーブ。

追突された撮影者:
反対車線に停車している車が見えたんで、その横から車がくるかもしれないと思ったんでブレーキしたら、後ろの車から追突されたという形。

事故の直前、後ろには1台の白い車が走っていて、追突をよけようとハンドルを切りますが、間に合わず衝突。

追突された撮影者:
車間距離もちゃんととってました。相手の方もカーブ曲がった先に自分が止まってたんで、ブレーキが間に合わなかったと言ってた。

この事故により、車の後方はボディーがべっこりとへこみ、修理には50万円ほどかかるといいます。

追突された撮影者:
自分の車線の方に車が止まっていたら、反対車線の車を先に行かせるっていうように、(トラックは)もっと譲り合い精神を持ってほしい。

こうした事故の責任について、交通事故鑑定人ラプター所長・中島博史氏は「きっかけはトラックであったとしても、追突してしまった車に(事故の)責任があります。突発的な事態が起きても対処できるような注意が必要」と話しています。

車で出かける機会が増えるお盆シーズン。
運転の際は、くれぐれも注意が必要です。

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