13日(火)未明、日本の南の海上で熱帯低気圧が台風7号に。
台風7号は13日(火)午前9時時点で日本の南の海上を時速15キロの速さで東北東に進んでいる。
中心の気圧は996hPa、中心付近の最大風速は20m/s、最大瞬間風速は秒速30m/s。

<上陸・接近はいつ?>
16日(金)午後に関東に上陸する可能性
その後、17日(土)にかけて関東・福島・東北へ接近する見込み

<台風7号の特徴>
■なぜ東日本・北日本を北上するルートへ?
1.台風の東側の太平洋高気圧の縁辺流しか動かす力が存在せず北に行かざるを得ない
2.台風の西側に気圧の尾根(リッジ)が存在 西にも行きづらい
3.日本海に高気圧が存在するので関東→北陸縦断は考えにくい
■なぜノロノロ?
台風が東へ流れる大きな要因となる偏西風(上空の風の強いエリア)がオホーツク海付近と北にあるため、そこに達するまで台風はゆっくりと太平洋高気圧の縁辺を北上する

<警戒ポイント>
動きが遅いため、強い雨が長時間降る恐れ
お盆明けの週末と重なる台風
交通機関の影響などにも注意を

(気象予報士・防災士 福島テレビ・斎藤恭紀)

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