8月13日は、お盆の入りです。日南市の墓地では、地震の爪痕が残る中、墓参りに訪れる人の姿がありました。

8月8日に日向灘で起きた地震で震度6弱の揺れを観測した日南市。大窪地区にある通水霊園は、24基あるほぼ全ての墓石が倒壊するなど大きな被害が出ました。

お盆に入った13日も、住民たちが墓石の回りを修復する作業にあたっていました。

(住民は)
「まわりと一緒で全滅で墓の形をしていない。骨壺から全部割れて見られない状態でした。ほんと経験したことがない感じですね」

また、地震が発生してから初めて墓地を訪れた人は、倒れた墓石に驚きながらも線香をあげ先祖を偲んでいました。

(住民は)
「びっくりしましたね。こんなになるとは思いませんでした」

この霊園では8月22日以降、本格的な修復作業が行われるということです。

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