(吉井庸二気象予報士が解説)午前11時50分現在

◆台風進路図(12日午前11時現在)
 台風5号は、岩手県にあり、強風域が北海道の太平洋側にもかかっています。
 台風は、夜までには日本海に抜け、あす13日(火)には熱帯低気圧に変わり、桧山沖へと進む予想です。
 動きが遅くなるため、影響が長引きます。
 きょう12日(月)は、道南で高波に警戒。
 あす13日(火)とあさって14日(水)は、道南と道央で、大雨に十分注意が必要です。

◆雨と風の予想 12日正午~14日午前6時
 湿った空気が流れ込む、渡島と胆振地方で、雨が長引きそうです。
 あす13日(火)午後になると、一層雨が強まる見込みです。
 予想される24時間降水量は、あす朝までで最大80ミリ、あさってにかけてさらに150ミリです。

◆きょう12日(月)午後の天気
 道南と胆振では、雨が降ったりやんだりと変わりやすい天気が続く見込みです。
 夜になると、雨・風ともにやや強まりそうです。

◆きょう12日(月)の予想最高気温
 旭川で35℃、道北内陸で猛暑日となる場所がありそうです。
 札幌、岩見沢、留萌では33℃の予想です。

◆週間予報 13日(火)~19日(月)
・日本海側とオホーツク海側
 あす13日(火)とあさって14日(水)は、札幌など道央でも大雨のおそれがあります。
 屋外レジャーには十分注意してください。
 また、あすの予想最高気温は旭川で34℃と、危険な暑さが続く見込みです。

・太平洋側
 14日(水)までは、道南と胆振地方で大雨に十分な注意が必要です。
 避難経路と防災グッズの確認をしておきましょう。
 特にあす午後からあさって朝にかけてが大雨のピークとなる予想です。

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