岐阜県高山市のアパートで5人が死傷した火事で、放火の疑いで逮捕された男は、事件の前に周囲に「死にたい」と漏らしていたことがわかりました。

 高山市の無職・森江琉聖容疑者(23)は8日午後10時ごろ、自分が住むアパートに火をつけた疑いで10日に送検され、容疑を認めています。

 この火事では、木造2階建てアパートが全焼し住人とみられる2人が死亡、ほかに3人がケガをしました。

 関係者によりますと、森江容疑者は事件の数日前に「死にたい」と周囲に漏らしていたことがわかりました。

 森江容疑者とアパートの住人の間では、今年に入って生活音を巡る騒音トラブルが起きていて、警察は動機などについて詳しく調べています。

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