北海道帯広市で6月、10代の姉妹が体を触られるなどしてケガをした不同意わいせつ致傷事件で、男は10分ほどで姉妹の住宅に侵入して襲い逃走していたことが分かりました。

 不同意わいせつ致傷などの疑いで逮捕・送検された帯広市の会社員、山本一樹容疑者(47)は、6月26日午後10時10分ごろ、帯広市内の共同住宅の2階の部屋に侵入。

 10代少女に包丁を見せ、体を触って腕にけがを負わせた上、これを制止しようとした妹の10代少女の体を触るわいせつ行為をした疑いがもたれています。

 警察によりますと、山本容疑者が侵入して約5分後に、姉が帰宅して台所に向かったところ、女性用下着を頭にかぶり、包丁を手にする山本容疑者と鉢合わせしたということです。


 姉はその場で山本容疑者に胸やお尻を触られたほか、制止しようとした妹の胸を触り、逃走したということです。

 侵入から逃走までわずか10分ほどの犯行でした。

 包丁は、女性宅にあったものとみられ、山本容疑者は逃走の際、置いていきましたが、女性用下着は見つかっていないということです。

 警察の調べに、山本容疑者は「逮捕された事実については、僕がやったことです」と容疑を認めています。

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