岐阜県高山市で8月8日、5人が死傷したアパートの火事で、住人の23歳の男が放火の疑いで逮捕されました。

　高山市大新町五丁目の無職、森江琉聖容疑者(23)は、8日午後10時ごろ、自分が住むアパートの部屋に火をつけた現住建造物等放火の疑いで逮捕されました。

　この火事では木造2階建てのアパートが全焼し、住人とみられる2人が死亡、ほかに3人がケガをしました。

　警察によりますと、事件前に森江容疑者がほかの住人の騒音を巡ってトラブルになっていたということです。

アパートの大家：
「きのう（8日）も(住人同士の)トラブルあった。(上の階で)掃除機かけとったらしんさ。下から上がっていってドアをドンと蹴破った」

　森江容疑者は9日未明に警察署に出頭していて、警察は殺人などの疑いも視野に動機を調べる方針です。

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