長崎への原爆投下から79年となる8月9日、平和祈念式典が営まれました。

核兵器使用への危機感が世界で高まる中、会場の平和公園には被爆者や岸田首相のほか、過去最多となる100カ国の代表など2300人が参列しました。

長崎市・鈴木史朗市長:
軍拡や威嚇を選ぶのではなく、対話と外交努力により平和的な解決への道を探ることを求めます。

長崎市がイスラエルを招待しなかったことを受けて、アメリカなど複数の国とEU(欧州連合)は駐日大使の出席を見送りました。

式典を欠席したアメリカのエマニュエル駐日大使は、東京の増上寺で行われた追悼会に参列しました。

エマニュエル大使は追悼後、長崎で行われた式典を欠席した理由について、「ウクライナを侵略するロシアとイスラエルが同列に扱われているのは受け入れられない」と説明しました。

この追悼会には、イギリスのロングボトム大使とイスラエルのコーヘン大使も参列しました。

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