大雨の被害があった河川・道路などの迅速な復旧をめざし、国土交通省の災害査定官が酒田市の被災地を訪れ緊急調査を行った。

(国土交通省・猪子敬之介災害査定官)
「まずは生活道路として使っている人のライフラインでしょうから、そちらの方を早くに復旧していただきたい」

きのう(6日)から酒田市で行われている調査には、国土交通省の災害査定官のほか、県や酒田市の担当者約20人が参加している。
きょうは荒瀬川にかかる橋梁5カ所から川沿いの護岸や道路・水道管の被害状況などを災害査定官が確認し、県・市の担当者に復旧に向けた助言を行った。

(国土交通省・猪子敬之介災害査定官)
「甚大な被害が生じていることを痛感させられた。仮橋・仮道も含め早急に確保するよう助言をした」

調査では、被害を受けた水道管が川の上流にあり、流木・流水が当たりやすい状況にあったため、復旧時には下流側に設置するべきなどの助言も寄せられていた。

今後、県や酒田市は仮復旧の工事を行いながら、年内いっぱいかけて被災状況を正確に把握し、国の支援も受けながら本格的な復旧工事を進めていきたいとしている。

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