７日は立秋です。暦の上では秋になったものの愛媛県内は８つの地点で３５度以上の猛暑日になりました。体に堪える暑さが続くなか、東温市では「ひんやりスポット」に多くの人が訪れました。

田中日南子記者：
「岩のすき間から冷たい空気が絶えず流れてきています。温度計で測ってみると、なんと１５度です。連日の暑さを思うと信じられないような涼しさです」

このスポットは東温市の上林森林公園にある「風穴」。１年を通してほぼ一定の温度の空気が流れていて、夏になると冷たい風と暑い外気の気温差で白い霧が見られます。

このひんやりスポットに涼を求め朝から多くの人が訪れました。

女性：
「すっごい涼しいです、もう天然のクーラー。森林浴というかすごい良いですよね」

愛媛県内は７日も高気圧に覆われて朝から青空が広がり、最高気温は今治３７．２度、新居浜３５．９度、西条３５．５度など、８つの地点で３５度を超える猛暑日になりました。

この連日の猛暑で恋しくなるのかき氷。松山市内のスイーツ店「甘味とお食事処みつのもり」は１日に約１３０杯も売れていて連日、夕方まで利用客でいっぱいに。７月の１．５倍になっているといいます。

田中日南子記者：
「メロンの果肉が大きくてジューシーでおいしいです。シロップも口のなかでふんわりと広がっていい香りです」

旬のメロンを使ったかき氷。シロップはメロンを手で潰すことで果肉感たっぷり。カットされたメロンもふんだんにトッピングしています。

愛媛県内はこの先２週間も３５度以上の猛暑日が多くなる予想です。涼しい場所で過ごすなど熱中症への対策が引き続き必要です。

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