14年前、福岡県大木町で元警察官を銃撃し、殺人未遂の罪に問われた元暴力団組員の男に、懲役7年の判決が言い渡されました。

判決を受けたのは、指定暴力団道仁会系の元組員・松本武志被告(40)です。

判決によりますと松本被告は、2010年2月、大木町で、ほかの組員らと共謀し、当時対立していた組の幹部と間違えて元警察官の男性を銃撃し、重傷を負わせました。

これまでの裁判で被告側は、運転手役を務めただけで、犯行をほう助したにとどまると主張していましたが、5日の判決で、福岡地裁の今泉裕登裁判長は、ほう助ではなく共謀関係が成立すると指摘。

一方で「自ら組を脱退するなど、反省の態度も示している」などとして、懲役7年の判決を言い渡しました。

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