川に車を転落させたにも関わらず、事故を警察に報告しなかったとして、運転していた男性が2日、書類送検されました。

道路交通法反の疑いで書類を送られたのは飯田市の会社役員の男性(69)です。
6月25日の夜、長野県天龍村を車で走行中、ハンドル操作を誤って川に転落しましたが、事故の通報をしなかった疑いです。

男性は胸骨を折る重傷を負いましたが、脱出後、高さ10m以上の斜面をよじ登り、空き家になっていた村内の実家に一泊、翌日、電車で約40キロ離れた飯田市の自宅に戻っていました。

発見された当時、車に人が乗っていなかったことから一時、捜索が行われました。その後、警察は車の所有者である男性を特定、事情を聴いていました。

男性は「スマートフォンが水没して連絡できなかった」などと説明したということです。
警察は事故前後の足取りを慎重に調べていました。

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