岡山県警岡山南署で事件の証拠品として保管していた現金を盗んだなどとして、窃盗などの罪で起訴された同署の巡査長、松岡和寛被告(32)=広島県福山市=について、岡山県警は19日、懲戒免職処分にした。

県警によると、松岡被告は昨年7月、保管庫の現金326万6千円を盗んだほか、5月には管理人だった警察官舎の口座から2回にわたって計7万5千円を引き出し着服したなどとしている。「ギャンブルで金に困って盗んだ」と話したという。

保管庫の管理を怠っていたとして、事件当時、同署で勤務していた警部(42)も戒告処分にした。

県警の川口晃警務部長は「職員に対する指導教養や業務管理を徹底し、信頼回復に努める」としている。

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