ゆっくりと降下しながら再移設される旧道庁赤レンガ庁舎の八角塔屋根=札幌市中央区で2024年8月1日午前5時58分、貝塚太一撮影

 「赤れんが庁舎」として観光客らに親しまれる国の重要文化財・北海道庁旧本庁舎(札幌市中央区)で1日、大規模改修工事に伴い2022年8月に取り外されていたシンボル「八角塔屋根」が、2年ぶりに再び庁舎に取り付けられた。

 取り付け作業は午前5時半から開始。保管場所からクレーンでゆっくり持ち上げ、最後は複数の作業員らが屋根の向きを合わせるなどして取り付けた。

 八角塔屋根は地上27メートルのところにあり、高さは6・5メートル、重さは約30トン。赤れんが庁舎は今後も改修工事が進められ、来年7月25日に再オープンする予定。【金将来】

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