7月22日から28日までに岩手県内で確認された1医療機関あたりの新型コロナウイルスの新規患者数は12.51人と、2024年3月以来の10人超えとなりました。
県は31日に会見を開き場面に応じた対策を呼びかけました。

県医療政策室 太田栄時感染症課長
「夏は人の流れが活発になる時期、県外からも人が多く来るので感染が広がりやすい傾向にある。場面に応じた感染対策をしっかり行ってもらいたい」

県内では新型コロナウイルスの患者数が6週連続で増加しています。

県によりますと、7月22日から28日までの1週間に確認された新型コロナウイルスの新規患者数は1医療機関あたり12.51人。
10人を超えるのは2024年3月以来19週ぶりです。

保健所別に見ると、奥州が30.14人、一関が19.14人、盛岡市が8人ちょうどなどとなっていて、地域によっては大きく増加しているところもあります。

また年代別に見ると10歳未満の子どもとその親世代の40代が特に多くなっています。

県では夏休みはイベントや帰省などで人の往来が活発になるとしてマスク着用などの対策を場面に応じて取るよう呼びかけています。

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