長崎県内では火事が相次ぎました。けが人はいませんでした。

諫早市多良見町野副では29日午後8時すぎ、住宅の屋根から火が出ていると通行人から通報がありました。

火は約2時間後に消し止められたものの、無職 本田タミさん(94)の木造瓦葺き2階建ての住宅を全焼しました。

本田さんは一人暮らしで、火事に気付いて逃げ出し無事でした。

1階の仏間周辺の焼損が激しく、本田さんが「仏壇のろうそくの火を点けたまま別の部屋に移った」などと話していることから、警察はろうそくの火が火事の原因になった可能性が高いとして詳しく調べています。

30日午前4時半ごろには長崎市高尾町でも火事がありました。

火は約3時間半後に消し止められましたが、鉄筋4階建ての住宅のうち、4階の部屋を全焼しました。

当時8人が中にいましたがケガ人はいませんでした。

警察と消防が火事の原因などを調べています。

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