先週、熱中症で救急搬送された人が、2024年になって初めて全国で1万2000人を超えていたことがわかりました。

総務省消防庁が発表した速報値によりますと、先週22日から28日までの1週間に熱中症で救急搬送された人は、全国で1万2666人でした。

前の週(9078人)より3000人以上増え、今シーズンで最も多い搬送者数となりました。

このうち23人が死亡し、334人が重症です。

年齢別では高齢者が57.5%で、発生場所は住宅の中が38.9%でした。

先週から今週にかけて関東から九州の広い範囲で記録的な暑さが続いていて、連日、熱中症警戒アラートが出されています。

総務省消防庁は、暑さの厳しい時間帯は激しい運動は極力避けるとともに、室内では扇風機やエアコンを適切に使って、こまめに水分補給するよう呼びかけています。

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