静岡県菊川市の住宅で、この家に住む高齢夫婦と二女が殺害された事件は、県外に住む27歳の孫の犯行とみられていますが、依然として行方はつかめていません。

被害者の家族構成や事件の経緯などをまとめました。

事件があった静岡県菊川市の住宅には87歳の男性と81歳の妻、長女、それに52歳の二女の4人が暮らしていました。

近所の人によりますと長女は5年ほど前に離婚して実家に戻っていて、県外に住む長女の息子(27)が3人を刃物で切り付け逃走したとみられています。

家庭内でのトラブルは明らかになっていないほか、高齢夫婦はとても優しく感じがよく、町内のことも協力的だったということです。

改めて事件の経緯です。

2024年7月28日午後2時半頃、長女から警察に「自宅で男が暴れている」などと通報がありました。

長女は当時外出していて、自宅にいた二女からの連絡を受けたということです。

警察や消防が向かうと自宅内で3人が複数箇所を刃物で切りつけられていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。

当初、二女は会話ができる状態で、その証言などから警察は世帯主夫妻の孫で長女の息子である27歳の男の犯行と見て行方を追っていますが、現時点では足取りなどは掴めていないという事です。

なぜ県外に住んでいた孫がこの家に行ったのか、母親が外出している間になぜ犯行に至ったのかなどいまだわからないことが多い菊川市で起きた殺人事件についてお伝えしました。

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