消防団員の技術を競う大会が8月4日に開かれるのを前に、県内各地の消防団が練習を行っています。

このうち長崎市かき道などでつくる市消防団 第28分団8部は小型ポンプの部に出場予定で、4人1組で週に3回練習しています。

県大会は2年に1回開催され、2つの部に32チームがエントリーしています。

小型ポンプの部は3本のホースをつないで約60メートル先の標的に放水します。

スピードのほか、安全性や確実性などが評価されます。

消防団歴24年 笠文昭さん(47)
「(大会に向けて)動作を俊敏に確実に間違いないようにしていきたい」

消防団は地域で火災や災害が起きた時に出動します。

市消防局管内では2023年度、30件の火事で活動しています。

しかし、団員の高齢化や仕事と掛け持ちしないといけないなどの理由から、なり手不足が課題で、団員の数はこの8年で1割ほど減っています。

大会に出場する団員は普段できない経験を積めることが消防団の魅力と語ります。

消防団歴6年 山下絋二さん(34)
「みんなが経験できないようなことをできているので、入ってよかった」「緊張感であったり、達成感がやりがいでもある」

大会は8月4日に大村市の県消防学校で行われます。

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