山形と秋田を襲った記録的な大雨。
パトカーが流され、心肺停止状態で発見された警察官の死亡が確認されました。

一面、茶色の水に覆われた山形・戸沢村。
記録的な大雨は、山形県と秋田県の各地に大きな被害をもたらしました。

山形・戸沢村では孤立状態となった住民の救助が、自衛隊のヘリコプターによって行われました。

新庄市では、救助に向かっていたパトカーが流され、20代の警察官2人が行方不明になっていました。

26日午後、このうち1人が見つかりましたが、その後、死亡が確認されました。
残る1人の行方は今もわかっていません。

秋田市では行方不明になっていた佐藤義雄さん(86)が雄物川(おものがわ)で発見され、死亡が確認されました。

山形県と秋田県では、これまでに合わせて2人が死亡、3人が行方不明となっています。

山形・秋田両県では、27日も断続的に雨が降る見込みで、夕方までの24時間予想雨量は多い所で100mmとなっています。

引き続き、急な川の増水や土砂災害への警戒が必要です。

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