25日から26日にかけて、山形県・秋田県では記録的な大雨となっています。現在も一部の集落が孤立している山形・戸沢村の蔵岡地区から、菅原明音記者がお伝えします。

最上川では水位が上がり、現在も茶色く濁った川の水が勢いよく流れています。

近くに住む人によりますと、水は川の横にあるガードレールを超え押し寄せてきたということです。

これでも水は引いたほうだということですが、現在でも道路に水がたまり、近くの店や車は水に漬かったままです。

最上川の氾濫したことで道路が寸断されて行くことはできないのですが、この先、1.5kmほど進んだところに孤立した集落があります。

最上川を挟んで対岸から集落の様子を取材していたところ、午前11時過ぎには、自衛隊のヘリコプターが来て、住宅の2階から取り残された住民を救助する様子が見られました。

ここまで来る道路でも泥や流木などが残されている場所が多く見られ、町のいたるところに被害の爪痕が残されていました。

孤立集落に行くまでの道路は通行止めの場所も多く、道路が水没して行けなくなっている状態です。

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