秋田県内は断続的に雨が降り、各地で記録的な雨の量を記録しています。
河川の氾濫や土砂崩れが相次ぎ、1人の行方が分からなくなっています。
秋田市では、川の中から高齢の男性が亡くなった状態で見つかりました。
降り始めから26日午前10時までの雨の量は、由利本荘市東由利が275mm、北秋田市が271mm、湯沢市で246mmなどとなっています。
秋田市では、市内に住む佐藤義雄さん(86)が25日から行方不明となっていましたが、26日午前9時、雄物川の水門近くの川の中から遺体で見つかりました。
また湯沢市では25日、高速道路の工事現場で土砂崩れが発生し、巻き込まれたとみられる60代の男性の行方が分かっていません。
午前8時半までに由利本荘市やにかほ市など8つの市と町で、住宅の床上・床下浸水の被害が合わせて116棟確認されています。
由利本荘市では、子吉川や石沢川など3つの河川が氾濫し、一部の地域に5段階の警戒レベルで最も高い「緊急安全確保」が出されていましたが、午後3時に県内全て解除されました。
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