JR山陽線の新山口駅構内で起きた貨物列車の脱線事故で、運転見合わせが続いていた山陽線と山口線で26日午後から運転再開するとJR西日本が発表しました。

24日に新山口駅構内で起きた脱線事故のあと、現場では調査や復旧作業が続き、26日も山陽線の大道駅~厚東駅間と山口線の山口駅~益田駅間で始発から運転を見合わせていました。

JR西日本によりますと、その後、復旧作業が完了する見通しとなり、26日午後の列車から運転を再開するということです

運転を再開する列車は

▽山陽線
(下り)大道駅 午後3時33分発 下関駅行き(岩国駅始発)
    新山口駅 午後3時39分発 下関駅行き
(上り)厚東駅 午後3時17分発 岩国駅行き(下関駅始発)

▽山口線
(下り)山口駅 午後2時01分発 益田駅行き
(上り)益田駅 午後4時39分発 新山口駅行き

です。

運転再開に伴い、山陽新幹線とバスによる代行輸送は終了します。

また山口線の特急「スーパーおき号」は新山口駅~益田駅間で終日運転を取りやめるということです。

脱線事故をめぐっては、貨物列車をけん引していた先頭の機関車の車軸が折れていたことがわかり、運輸安全委員会が脱線との因果関係を詳しく調べています。

またJR貨物は脱線した機関車と同じ時期に製造された車軸が組み込まれた3両を点検しています。

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