東北の日本海側では24日夜から記録的な大雨となった影響で、秋田県湯沢市で土砂崩れがおき、1人が行方不明となっている。また、由利本荘市内の川が氾濫し「緊急安全確保」が発令されています。

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梅雨前線の影響で、秋田県では24日夜から激しい雨が降り続き湯沢市では25日午前9時前、国道沿いの工事現場で土砂崩れが起きた。男性1人が巻き込まれ行方不明となっていて捜索活動が行われている。

にかほ市でも、電柱が倒れ消防団員の男性が首などにけがをした。

また、由利本荘市東由利では12時間の降水量が観測史上1位の189ミリとなった。

由利本荘市・住民:
ここ自分の田んぼだねや。泣けてくるな。

この大雨で石沢川の堤防が決壊し、警戒レベルの中で最も高い「緊急安全確保」が86世帯231人を対象に発令された。25日午前11時時点で32世帯73人が避難している。

25日朝は雨雲が南下し、山形県では25日午前9時過ぎに遊佐町付近で約110ミリ、酒田市南部と北部付近で約100ミリの記録的短時間大雨情報が発表されました。また、新潟市でも1時間に47ミリの激しい雨が降った。土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒が必要だ。

一方、25日も関東から西では猛烈な暑さが予想されている。午前11時までに福岡・糸島市で36.3度を観測している。

福岡・久留米市や佐賀市、熊本市では予想最高気温が38度、福岡市でも37度予想となっていて、九州では体温を超える危険な暑さに警戒が必要だ。熱中症警戒アラートは、17府県に発表されている。

一方、関東から西は、25 日午後から連日のゲリラ雷雨に注意が必要だ。午後は、関東から九州にかけて広い範囲で発雷確率が高くなっている。25日夜にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがある。急な大雨や落雷・竜巻などの突風に十分ご注意下さい。

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