岩手県内では7月23日午後4時時点で、熱中症の疑いで8人が病院に搬送されました。このうち5人は屋内で発症しています。

奥州金ケ崎消防本部によりますと、80代の男性が朝起きた時に立つことができず、38度の熱があり病院に搬送されました。部屋に冷房はついていなかったということです。この男性は中等症と診断されました。

花巻市消防本部によりますと、90代の女性が自宅で意識が無くなり会話が困難になり病院に搬送されました。

このほかに屋内で症状が出て病院に搬送された人は、宮古消防本部管内の80代の男性、一関市消防本部管内の60代の男性、大船渡消防本部管内の90代の男性などで、県内では合わせて5人となりました。

また、一関市消防本部管内では60代の女性、大船渡消防本部管内では50代の男性と年齢不明の女性のあわせて3人が屋外で症状が出てそれぞれ病院に搬送されました。

県内では23日、一関、釜石、宮古で最高気温35℃以上の猛暑日になりました。
23日夜から24日朝にかけては気温が下がりにくく熱帯夜となる所がある予想です。引き続き十分な熱中症対策が必要です。

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