北海道新ひだか町と大樹町にまたがる「ペテガリ岳(1736メートル)」に登頂した北海道に住む50代とみられる女性が下山中、行方が分からなくなっています。警察と消防が7月23日朝から、あらためて捜索します。
7月22日午後2時ごろ、北海道内に住む40代の男性から「一緒に登山した人で、まだ下山していない人がいる」と警察に通報がありました。
警察によりますと、行方が分からなくなっている女性と男性は知人同士で、7月21日に新ひだか町の「みついし昆布温泉」で別々の車で合流。
2人は日帰り登山しようと、男性の車でに隣の浦河町の登山口に向かい、午前3時に入山。21日の午前中に登頂し、下山し始めました。
下山途中にある「ペテガリ山荘」で、女性が「体調が悪い。1泊する」と男性に伝え、男性は1人で下山。
翌22日になっても女性と連絡がとれなかったことから、男性が「みついし昆布温泉」に向かったところ、女性の車がまだ止まっていました。
北海道の防災ヘリが捜索しましたが、女性は見つかっていません。
警察と消防は7月23日朝から、山岳救助隊やヘリコプターなどで陸と空から女性の行方を捜します。
女性は携帯電話を持っていますが、連絡が取れていません。1泊程度の装備を準備しています。警察に登山計画書は出していません。
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