東海道新幹線は保守用車両の脱線事故の影響で、浜松~名古屋間の運転見合わせが7月22日午後6時現在も続いています。在来線への乗り換え客などで混雑が続くJR浜松駅から中継でお伝えします。

熊崎結萌アナウンサー:
JR浜松駅の南口です。午後5時台にもお伝えしましたが、混雑の度合いは増しています。

私の後ろに見える列は70m先の在来線の改札に入る列です。1時間ほど前は駅の構内で収まっていましたが、列はさらに伸びて駅の中の1周して外まで来ています。

名古屋方面の列の先頭に並んでいた方は、「40分ほど並んだ」と話していましたが、現在はかなり列が伸びているのでそれ以上にかかると思われます。

岐阜に向かう方に話を伺うと、「東京から浜松まで3時間かかり、ここから岐阜には午後9時までに着けるといいな」と疲れた表情を浮かべながら話していました。

復旧作業は午後9時まで続く見通しということです。

まだまだ混乱が続くJR浜松駅からお伝えしました。

東海道新幹線の上り線で発生した保守用車両同士の衝突・脱線事故について状況をまとめました。

JR東海によりますと、事故は東海道新幹線の豊橋駅と三河安城駅間の上り線、愛知県蒲郡市神ノ郷町付近で発生しました。

この影響で浜松駅から名古屋駅までの上下線で東海道新幹線は始発から運転を見合わせています。

事故は石や砂利を運ぶ車両が、前方に停まっていたレールのゆがみを補修するため砂利を敷き詰める車両に衝突して発生しました。

この事故で走行していた車両に乗っていた運転士と作業員が軽いケガをしています。

また、事故の影響で双方の車両が脱線し、双方ともに自力での走行ができない状況となっています。

JR東海は復旧に向けた作業を進めています。

一方、衝突した原因については今後調査を行うと説明しています。再発防止に向けて原因究明も求められます。

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