2023年、岡山市の会社で同僚女性のハチミツの容器などに体液を入れ、器物損壊などの罪に問われた元派遣社員の男に岡山地裁は7月22日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

判決を受けたのは岡山市の無職・徳田蓮被告(25)です。判決によりますと徳田被告は2023年8月から2024年1月にかけ当時、務めていた市内の会社で同僚の女性のマグカップやハチミツの容器に自分の体液を入れたり、女子トイレに侵入したものです。

岡山地裁で開かれた22日の初公判で徳田被告は「間違いありません」と起訴内容を認め、動機について性的な欲求とSNSでの承認欲求だと話しました。

検察側は、動機や経緯に酌量の余地はないとし、「陰湿かつ女性の尊厳を踏みにじる卑劣な犯行である」などと指摘しました。

裁判は即日結審し、岡山地裁は懲役1年6カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

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