愛知県蒲郡市の東海道新幹線の上り線で7月22日未明、2台の保守用車両が衝突し、脱線しました。事故から13時間以上が経ち、現場でもようやく動きがありました。

 追突された側の保守車両が、朝は車体がレールに対して斜めの状態だったところが、午前中かけて作業員らが線路の上に戻し、午後3時半から4時ごろにかけて、数百メートルずつ何回かに分けて動きだしました。保守車両の基地の方へと安全を確認しながら向かっているということです。

 追突した側の車両はまだ動き出していません。損傷した車両の確認や、作業員らがレールの点検などを慎重に行なっている様子がみられます。

 JR東海によりますと、追突した側の車両は自走できる車両ではなく、事故で損傷した台車部分を交換した上で、別の車両でけん引していく予定で、復旧作業は午後7時ごろまでかかる見通しだということです。

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