訪問買取の際に高齢者から貴金属を盗んだ疑いで逮捕・起訴されていた男が、訪問買取でクーリングオフの説明などを行わなかった疑いでも再逮捕されました。

特定商取引法違反の疑いで再逮捕されたのは、福岡市中央区の買取会社の社員・塩谷隼人容疑者(31)です。

警察によりますと、塩谷容疑者は、去年12月1日に福岡県うきは市の女性(当時83)宅を、12月11日に福岡県小郡市の女性(当時77)宅を、それぞれ訪問買取で訪れた際、クーリングオフの説明や契約書面の交付をせずに貴金属を買い取った疑いが持たれています。

塩谷容疑者はこの2軒をアポなしで訪問し、買取手続きの最中に高齢女性のすきをみて別の貴金属を盗んだ疑いで逮捕・起訴されていました。

塩谷容疑者は同僚の男らと一緒に同じ手口の犯行を繰り返していたとみられ、被害はこの4年間で少なくとも16件、約400万円に及ぶとみられています。

警察は、買取会社代表の30代の男に対し、特定商取引法違反の疑いで逮捕状を取っていて、男の行方を捜しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。