岡山県警は7月21日、知人女性に性的暴行をしようとしたとして、県警の組織犯罪対策1課長(警視)で岡山市北区中撫川の和田弘男容疑者(57)を不同意性交等未遂の疑いで逮捕したと発表しました。

警察の調べによりますと和田容疑者は2024年5月中旬岡山市内で、県南部に住む女性に性的暴行を加えようとしたものの未遂に終わった疑いです。

女性が6月上旬に警察に被害届を出し、県警が受理し捜査していたものです。取り調べに対し「全く事実と異なります」と容疑を否認しています。

和田容疑者は、20年以上刑事部門に勤務し、岡山中央警察署副署長、鑑識課長などを歴任。2023年から組織犯罪対策1課長を務めていました。

岡山県警の川口晃警務部長は「県民の信頼回復に向け、職員が一丸となって職務にまい進しているさなか、幹部職員がこのような事件を起こしたことは言語道断であり、極めて遺憾であります。今後、捜査により全容解明を図り、厳正に対処いたします」とのコメントを発表しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。